ダーケスト・マインド


『ダーケスト・マインド』3.20先行デジタル配信/4.5ブルーレイ&DVDリリース

コレのサンプルを見てました。

原題も'The Darkest Minds'。同名のYA小説を映画化したSFアクションです。主演はアマンドラ・ステンバーグで、マンディ・ムーア、グウェンドリン・クリスティーが共演。他にもウェイド・ウィリアムズやウォレス・ランガムといったTVシリーズでよく見る顔が登場。監督は「カンフー・パンダ2」「〃3」のジェニファー・ユー・ネルソンが始めて実写作品の演出に挑戦。脚本は「ウェイワード・パインズ」のチャド・ホッジです。

全米の子供たちに未知のウイルスが蔓延。九割以上の感染者が死に、生き残った者は特殊な能力に目覚めていく。この状況に恐れをなした政府は能力が覚醒した子供たちを収容所に隔離。十歳になって能力に目覚めたルビーも収容所に送られ、それから六年が経って…。

リーグという反体制組織のメンバーだった女医(ムーア)の助けで収容所からの脱走に成功するヒロイン。だが、女医の仲間の男に悪い予感を感じたヒロインは、偶然出会った子供たちと逃げ出して…という展開。

要するに、この手の作品にありがちな設定がてんこ盛りな内容でした。まず“子供たち”ってざっくりし過ぎだろう…とか、一割以下しか生き残ってないのに収容して先々の事を政府は考えてないのか?とか、ツッコミどころも満載です。

まあ、映像はかなりちゃんとしてる(こちらも目新しさは無いけど)んで暇潰しにはなるかなあ…といった印象を持ちながら見ていったら、何だよあのラスト! ま、コレもこの手のYA向け作品のパターンではありますが、米本国でも大コケしちゃったからなあ。