１０×１０テン・バイ・テン - ながら見日記・外伝

コレのサンプルを見てました。

原題も'10x10'。ルーク・エヴァンスとケリー・ライリーが主演した拉致監禁スリラーです。監督のスージー・ユーイングはコレが初長編のようですが、脚本（出演も）を「アノマリー」のノエル・クラークが務めています。

花屋を営むキャシーを執拗に付け回す一人の男。男はそのまま大胆にも白昼堂々、駐車場でキャシーを誘拐、自宅に作った１０フィート四方の小部屋に監禁して…。

こんな感じで始まるから、当然ハリウッド映画にも主役級で出演している主演二人による限定空間での緊迫の心理戦が…と思ったら、三十分過ぎるかどうかの時点でもう部屋から脱出してしまうからビックリ！

もちろん、部屋には押し戻され、二人の駆け引きが続く中で、彼らの正体や誘拐の目的が観客にも明らかになっていく…という展開に。

ただ、終盤まで心理戦ではなく、二人のアクションというか取っ組み合いがメインなのは意外で新鮮ではありました。

逆にオチや終盤の転がり方には驚きは薄かったかなあ。そもそも、タイトルにもなってる小部屋がほとんど効果を上げてないのは…。

まあ、軽く見るなら、といったところですかね。