ザ・ソルジャー戦火の兵士たち - ながら見日記・外伝

コレのサンプルを見てました。

原題は'Thousand Yard Stare'。SF戦争映画「バトルアース」のアーロン・カーメイが製作・監督・脚本で作った第二次世界大戦映画です。キャストはよく知らない人たち。

1943年2月、チュニジア。北アフリカ戦線に着いた米陸軍第26歩兵連隊に、記者あがりの兵士ローランドがいた。激戦の中、辛くも生き延びた彼は、妻子が待つ故郷へ帰還したのだが…。

冒頭から、戦争どうこうより、現代にも続く軍人のPTSD問題をメインにした作りなのがバレバレの展開。

全体も、帰還してからも戦場の記憶に苦しみ、日常生活もままならない主人公の姿に、その戦場のシーンを交差させながら進んでいきます。

で、その戦場シーン。基本的にダベってるか、塹壕からドンパチしてるかがほとんどですが、真面目には作ってあって、大した予算の作品ではないにしては悪くない。金髪のドイツ兵が出てきたり、ちょっとしたグロい描写もあったりしますし。

しかし、テーマ的に目新しいモンじゃないし、お話に特筆すべき部分も無し。そりゃ真面目に作ってるのはわかるけど、見ていてすぐに飽きちゃいました。