パズル戦慄のゲーム - ながら見日記・外伝

出版社/メーカー: マクザム
発売日: 2019/06/28
メディア: DVD
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原題は‘퍼즐’（英題'Puzzle'、IMDbでは見つからず）。ゆうばりファンタ2018で上映された韓国スリラーです。主演は「ありふれた悪事」に出ていたチ・スンヒョンで、彼以外も特にビッグネームは出演してませんが、監督・脚本のイム・ジンスンの次回作が8月に日本でも劇場公開されるマ・ドンソクとキム・セロン主演作「守護教師」なので俄然注目の作品に。

大企業で順調に出世しているものの、妻がまだ中学生ながら海外留学中の娘に着いていって以来、夫婦関係がギクシャクしているドジュン。そんな中、ひょんな事から謎めいた美女セリョンと知り合ったのを機に事件に巻き込まれていって…。

という感じで、いたって普通のスリラー映画のプロットなワケですが、美女との出逢い辺りから、泥酔したせいか、薬でも盛られたのか、主人公が見てる（つまり画面で展開している）絵が現実なのか、回想なのか、妄想なのか、さっぱりわからない状態に。

まあ、コレは監督の意図したモノなんだろうけど、正直その描き分けが上手くいってないから混乱というより、単に見づらいだけになっちゃってる。

おかげで終盤の真犯人探しなんかどうでもよくなっちゃった、というか、その過程で主人公が相当な犯罪を犯してるのにも違和感を感じるばかりで…。

と思ったら、何だよ、そのオチ！夢オチよりヒドいゾ！！

こんな感じで「守護教師」の出来が非常に心配になる作品でした。

守護教師