ノー・マンズ・ランド 西部戦線
- 出版社/メーカー: トランスワールドアソシエイツ
- 発売日: 2019/07/03
- メディア: DVD
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映画『ノー・マンズ・ランド 西部戦線』予告編
コレのサンプルを見てました。
原題は'Patria'。実話を基にした(らしい)第一次世界大戦映画です。スタッフ、キャストは全く知らない人たち。
1914年。評論家の父と共にパリで暮らすオランダ人青年アーサーは、迫り来るドイツ軍に憤り、外人部隊に志願する。最前線の塹壕に送り込まれたアーサーたちに、ドイツ軍の奇襲が続いて…。
基本的には第一次世界大戦映画のパターン通りに、爆風が煙る中、塹壕の中でくっちゃべったり、死んだりを見せていく作り。
で、ユニークなのが主人公がオランダ人といっても東インド(インドネシア)系というトコ。当然、ここをフィーチャーして、差別とかアイデンティティみたいなのを描くんだろうなあ…と思ったら、これが意外なくらい触れられない! ここを上手いことヤれば現代的な批評性も産まれただろうに。
というか、それ以前に演技も演出も構成も非常に素人クサい映画でした。真面目に作ってるのは伝わるんですけどねえ。
という感じで、素材は悪くないのに…という作品でした。