聖なる飼育
10/3リリース アットエンタテインメント
Princesita / Estreno 19 de Octubre 2017
コレのサンプルを見てました。
原題は'Princesita'。チリの女性監督、マリアリー・リバスが「ダニエラ 17歳の本能」以来、五年ぶりに撮った新作です。キャストはよく知らない人たち(たぶん)。
母親と共にカルト集団に属し、森の中で暮らす少女タマラ。十二歳になった彼女は、それ以来グループのリーダー、ミゲルからより特別な寵愛を受けるようになり…。
で、自分の子供を産むように言い出す変態リーダー。それを喜んで受け入れるヒロインだったが、唯一彼女だけが登校を許された街の学校である少年と出逢って…というお話。
まず、カルト集団が暮らす大自然の風景が非常に美しく撮られた作品。カラフルなお洋服を着たヒロインの女の子も可愛らしく、彼女が囁き声で繰り出すモノローグもあって、観念的というより詩的な雰囲気が漂います。
一方で、ストーリーは、前述のように俗っぽい内容なんですが、語り口も演出も寸止めの連続で、期待されるような刺激的なモノは排除。この辺で好みははっきり分かれるだろうなあ。
大体、そんなに特別扱いしてるなら、何故外界と触れるのが分かりきってる学校に行かせるのか?という疑問が出てしまうお話ですからね。
まあ、キレイキレイな映像と女の子を楽しむ作品だと思います。宗教的な意味合いも多少はあるんでしょうけど、そんなに深いモノは感じなかったなあ。
- 出版社/メーカー: アット エンタテインメント
- 発売日: 2018/10/03
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mash1966.hatenadiary.com
チリ映画なら、本作とは真逆の刺激しかないこっちの方が好みですw。