グッバイ・クリストファー・ロビン


『グッバイ・クリストファー・ロビン』9.5先行デジタル配信/10.3ブルーレイ&DVDリリース

コレのサンプルを見てました。

原題も'Goodbye Christopher Robin'。名作児童書『くまのプーさん』の誕生秘話を描いたイギリス映画です。主演はドーナル・グリーソンで、マーゴット・ロビーケリー・マクドナルドが共演。監督は「黄金のアデーレ」のサイモン・カーティス、脚本が「レイルウェイ 運命の旅路」のフランク・コットレル・ボイスです。

激闘の西部戦線から生還したものの、後遺症に悩まされる作家アラン。そんな中、妻のダフネとの間に男の子が産まれ、クリストファー・ロビンと名付けられる。作家活動もままならぬアランは、一家を伴って郊外にある一軒家に引っ越すが…。

この後は、町山大将が『たまむすび』で詳しく語ってらしたので、そちらを参照の事。
miyearnzzlabo.com
で、全編に渡って木漏れ日が差し込んでいるかのような映像が素晴らしい作品。

そして、主役と言っていいクリストファー・ロビン役のウィル・ティルストン君の可愛い事といったら!

そんな絵的に優しい要素に溢れているのに、何故か流れる雰囲気は硬質。コレは、PTSDに苦しむ役どころでほとんど無表情なドーナル・グリーソンに加えて、おそらくは監督の演出でしょうが、妻役のマーゴット・ロビーも表情が固く、しかも何かあるとまくしたてる口うるさいキャラのせいかと。

そして、唯一優しかった乳母のケリー・マクドナルドも去り、父と幼い息子だけの生活が始まってしまう…。まあ、そのおかげで『くまのプーさん』が生まれる事になるワケで、この父子が森を散策する中で創作していく中盤は、その前後とのギャップも相まって、ホントに素晴らしかったです。

ドーナル・グリーソン&イギリスの田舎なら、「ピーターラビット」のリリースも決まっているのでヨロシク。


映画『ピーターラビット』予告

まあ、中身はファミリー映画の皮を被った「ネイバーズ」みたいな乱痴気コメディでしたがw。とりあえず、ウィル・グラックとしては「小悪魔はなぜモテる?!」以来の出来かと。
mash1966.hatenadiary.com
一方のマーゴット・ロビーも「死の谷間」のリリースが決まっているのでヨロシク。


「死の谷間」予告編
グッバイ・クリストファー・ロビン:『クマのプーさん』の知られざる真実

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クマのプーさん (岩波少年文庫 (008))

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「プーと大人になった僕」日本版予告

こっちはどうなんですかねえ?