CHIPS／チップス - ながら見日記・外伝

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9/5レンタルリリースワーナー・ホーム・ビデオ

原題も'CHIPS'。既にNetflix等で配信スルーされていた、往年の人気TVシリーズ「白バイ野郎ジョン＆パンチ」をリブートしたアクションコメディのレンタルソフト化が決まったので簡単に紹介。主演は、監督・脚本兼任のダックス・シェパードと、マイケル・ペーニャ。共演はアダム・ブロディ、ヴィンセント・ドノフリオ、ジャスティン・チャットウィン、デヴィッド・ケックナーにクリステン・ベル（シェパードの嫁さん）。そして『銃夢』のハリウッド実写版「アリータ：バトル・エンジェル」の主演に抜擢されながら、加工され過ぎて誰だかわかんなくなったローサ・サラザールも登場！他にもマーヤ・ルドルフら、出番は長めなのにクレジットされてない有名キャストも多数。元祖からはエリック・エストラーダもノンクレジットで出演してます（ラリー・ウィルコックスは？）。

カリフォルニア・ハイウェイ・パトロール（CHP）にパンチという警官が移動してくる。プロモトクロッサー上がりの新人ジョンとコンビを組む事になったのだが、パンチの正体はCHP内にはびこる犯罪を調査するFBIから送り込まれた潜入捜査官だった！

まず言っておくと、ソコソコには面白かったです。かなり下ネタ多めな作りには拒否反応を示す方も多いでしょうが、アクションもソコソコには派手だし、笑えるシーンも多い。

ただ、米本国で酷評＆大コケしたのも納得出来る作りでもありました。一番気になったのは、最初から“パンチ”の正体がバラされてるのはともかく、彼が捜査を始めるのも、ジョンが意外にキレるヤツと気づくのも早過ぎるという点。やはり、ジョンに振り回された挙げ句に二人の間に友情、絆が育まれてから話を進めるべきだったのでは？というか、ジョンがボケとして弱いんだよなあ。

スタジオとしてはリブート版「21ジャンプストリート」みたいな線を期待してたんでしょうが、そこまで今どきの軽快さは無いし、逆にユルユルダルダルでもない。アクションとしてもコメディとしても中途半端だったなあ。

前述の通りのキャストの豪華さでギリ持ってる感じ。ちょっと残念でした。
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