マクファーランド 栄光への疾走


『マクファーランド -栄光への疾走-』予告編

コレのサンプルを見てました。

自社のアニメ&ライブアクションに加えて、ピクサーMCU、そして「スター・ウォーズ」と、大玉を抱え過ぎの影響か、ディズニーが劇場公開はもちろん、ソフト化もサボっていた作品をいきなり次々にリリース! その第一弾がコレ。

原題は'McFarland, USA'。ケヴィン・コスナー主演の実録スポーツドラマです。奥さん役でマリア・ベロが出演。娘役で「怪盗グルー」シリーズでアグネスの声を担当しているエルシー・フィッシャーちゃんも出てます。監督は「クジラの島の少女」「スタンドアップ」のニキ・カーロ。脚本が同じくディズニー製のスポーツ映画「グローリー・ロード」のクリストファー・クリーヴランドとベティナ・ジロイスのコンビ。

選手と揉めたのが原因で、ある高校のフットボール部コーチの座を追われたホワイト。体育教師として採用してくれたカリフォルニアのマクファーランドへ家族と共に引っ越したのだが、農場で働くメキシコ移民ばかりが暮らし、アメリカとは思えぬ街の風景に面食らう。しかも、マクファーランド高のフットボール部監督と揉めてコーチをクビになってしまうホワイト。そんな時、貧しさ故に早朝から農場で働き、登下校も走って通う生徒たちの強靭な脚力に注目した彼は、自身も門外漢ながらクロスカントリー部の設立を校長に進言して…。

この後は、選手のスカウト、農民として使い捨てにされるかムショ送りしかないと人生を諦めかけていた生徒たちの覚醒、初参加の大会での敗北、強くなるための特訓、不理解な家族との軋轢と和解、歓喜の初勝利…と、スポーツ映画としては超定番の展開。そんな中に、主人公一家もこの街の文化に馴染んでいき、思春期の長女の初恋も…という流れもあって、ベタではあるけれど、その分盛り上がるのも確かという。

更に、おそらくは現役の俳優の中で最もこの手の映画が似合うケヴィン・コスナーが主演というだけで様になってる映画。選手の境遇を知るために、畑で泥まみれになるコスナーといったイイ絵も。

こんな感じで、見ていて悪い気になる瞬間のない、如何にもディズニーらしい良作でした。

Mcfarland Usa

Mcfarland Usa

ケヴィン・コスナーといえば、アーロン・ソーキンとの意外な顔合わせの「モリーズ・ゲーム」は楽しみだなあ。どんな役なのか全然知らないケド。


『モリーズ・ゲーム』日本版オリジナル予告

クジラの島の少女 [DVD]

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