ラストウォー1944 独ソ・フィンランド戦線
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- 発売日: 2017/07/05
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映画『ラストウォー1944 独ソ・フィンランド戦線』予告編
コレのサンプルを見てました。
原題は'Kätilö'(英題'The Midwife')。フィンランド製の第二次世界大戦映画です。主演は珍作「ジェイド・ウォリアー」のクリスタ・コソネン。監督・脚本は、ヒラリー・スワンクとジェフリー・ディーン・モーガンが主演した「ストーカー」を撮ったアンティ・J・ヨキネンです。
ソ連との和平合意が結ばれたものの、いまだナチスドイツ軍が駐留する、1944年秋のフィンランド最北端地域。そこに暮らす看護師のヘレナは、この過酷な状況から抜け出す為か、ひとめ惚れした若き軍人ヨハネスに近づく為か、ナチスの野営地で働く事を志願して…。
こんな感じで、ジャケや邦題は丸っきり戦争アクション風ですが、実際はメロドラマ(BGMもモロそんなテイスト)というか、戦時下の女性に焦点を当てた、ドラマ色が濃い作品でした。
で、経歴を偽ってまで野営地で働き出したヒロイン。一方の軍人さんにもトラウマがあり、そして野営地では恐るべき“実験”が! 更にはフィンランド軍の砲火も迫り…という盛りだくさんな内容。
というか、盛りだくさん過ぎ&状況が複雑+シビア過ぎて、中々お話が頭に入って来ないし、ヒロインたちの心情に感情移入しにくかったです。まあ、「ストーカー」の出来を考えると、これだけの材料を捌き切れるほどの才覚がこの監督には無かったのかも知れません。
ネタの一つ一つは非常に興味深いし、舞台になる北極圏の風景も見事。北欧っぽい土着的で幻想的な部分もあるし、少ないながらも戦闘シーンには迫力アリと、何とも勿体無く思えた作品でした。
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- 作者: Katja Kettu,Angela Ploeger
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