モール・コップ ラスベガスも僕が守る!


DVD&Blu-ray『モール・コップ ラスベガスも俺が守る!』9月2日発売

コレのサンプルを見てました。

原題は'Paul Blart: Mall Cop 2'。「闘魂先生 Mr.ネバーギブアップ」のケヴィン・ジェームズが、ショッピングモールの警備員に扮したアクションコメディ「モール・コップ」の第二弾です。共演はニール・マクドノーに、「RE-KILL」のダニエラ・アロンソ。ジェームズ作品の常連バス・ルッテンも登場します。監督は「かぞくモメはじめました」のアンディ・フィックマンに交代しています。

アレ以来、エイミーとの結婚はわずか一週間で解消、更に愛するママも事故で失ったポールは、気を紛らす為に警備員の仕事により精を出す日々。そんな彼に、警備連盟の大会への招待状が。唯一の家族になった娘のマヤと共に、大会が開かれるラスベガスに着いたポールだったが…。

主人公親子が泊まったホテルには、ニール・マクドノー率いる強盗団が! その現場を偶然目撃した娘を助ける為にポールが獅子奮迅!という展開です。

で、その強盗団との対決に至るまでは、前作同様に主人公のドジさが生むコントが繰り広げられるワケですが、コレが個人的にケヴィン・ジェームズのギャグが余り好みではない自分からすると相当にサムいし全てが中途半端。それもこれまでで一番出来が悪いんじゃないかと。

あと、冒頭で離婚と母との死別が描かれるんですけど、スケジュールか何かの都合でこういう事になったんでしょうが、余りにも一瞬かつ雑な扱いで後味が悪く、それがずっと気になり引きずってしまうというのもあります。

そして、敵との対決も、前作に比べてアクションは貧弱。せっかく全米の警備員が集まってるというシチュエーションも、ラスベガスという舞台も上手く使えてないし。

こんな感じで、余程のケヴィン・ジェームズファン以外にはオススメ出来ない作品でした。せめて娘との話くらいは上手く作ってあればなあ。