愛と裏切りの銃弾

愛と裏切りの銃弾 [DVD]

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『愛と裏切りの銃弾』予告編

コレのサンプルを見てました。レンタル版は1/6の先行リリースです。

原題は'10 Cent Pistol'。WOWOWで先行放映された、リチャード・ギア主演作「クロッシング」の脚本家、マイケル・C・マーティンが監督・脚本で撮ったクライムサスペンスです。出演はジェナ・マローン、トーマス・イアン・ニコラス、ジェシカ・ゾー、ブレンダン・セクストン三世、そしてジョー・マンテーニャといった面子。

豪邸に押し入ったジェイクとイーストンの犯罪者兄弟。だが、警報が鳴り、パトロール警官がやって来てしまう。果たして、こういう事態に至ったのか…?!

という事で、それまでの経過を一年前に巻き戻して、また現在に戻って、また巻き戻って…を繰り返しながら観客に見せていく構成。

なんですが、正直コレがまるで上手くいってない。コレはマーティンに監督としての技量が…というのは勿論あるんだけど、個人的には主役の筈の犯罪者兄弟を演じるJT&デイモン・アレクサンダーという無名の、おそらくはホントの兄弟の役者たち(製作も彼ら)が、共演者たちに比べてハナが欠けていて、映画全体の芯になり得てないのが原因ではないかと。

驚きのラスト風のオチも正直ありきたり。マーティンが脚本を書いた時点では“出来た!”と思ったのかなあ?

以下、マイケル・C・マーティン関連作。