ながら見日記・外伝

こっちはエログロ抜きで。

ミッション・ワイルド

コレのサンプルを見てました。

原題は'The Homesman'。昨年の京都ヒストリカ国際映画祭では「ホームズマン」という別題で上映された、「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬」以来の、トミー・リー・ジョーンズの監督・主演(今回は脚本も)で贈る西部劇です。共演がスゴくて、ヒラリー・スワンクに、グレイス・ガマー、ミランダ・オットー、ソニア・リヒター、バリー・コービン、ウィリアム・フィクトナーエヴァン・ジョーンズジェシー・プレモンス、ジョン・リスゴージェームズ・スペイダーヘイリー・スタインフェルド、そしてメリル・ストリープ! 製作はヨーロッパ・コープで、撮影はロドリゴ・プリエト、音楽もマルコ・ベルトラミという豪華版。原作は「動物と子供たちの詩」「ラスト・シューティスト」のグレンドン・スウォースアウトの同名小説(たぶん未邦訳)です。

開拓地の果ての何も無い集落。この地で心を壊してしまった三人の女たちを、州境を越えた彼女たちの故郷へ送り届けるという仕事に手を挙げた独身女のメリー。働き手として吊し首になりかけていたジョージという偏屈オヤジを拾ったメリー。苦労の末に三人の女たちを馬車に乗せ、旅が始まったのだが…。

まず、ホントに荒涼とした何も無い大地の美しさと厳しさを見事にとらえた映像が印象的な作品。

そんな中で、男たちから労働力兼性の捌け口、そして子供を産む機械としか見られず、自我を崩壊させてしまった女たちと、そんな存在にさえなれなかったヒロインの姿を見るに、単に西部劇への郷愁を描いた映画ではなくて、現代的なメッセージが感じ取れます。恐るべしトミー・リー・ジョーンズ

そんな事を考えながら見ていると、意外なところでかなり衝撃的な展開が!

トミー・リー・ジョーンズバカボンのパパにしか見えない間抜けな格好になったりするのを含め、中々に見どころの多い作品でした。

以下、グレンドン・スウォースアウト原作作品。
ラスト・シューティスト [Blu-ray]

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The Homesman Pa

The Homesman Pa

※原作本