ながら見日記・外伝

こっちはエログロ抜きで。

ビギニング

ビギニング [DVD]

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コレのサンプルを見てました。

原題は'Terminus'。よく知らないオーストラリア人の監督が撮ったSFスリラーです。主演は「ファイナルバトル・オブ・ロストアイランド」のジャイ・コートラエ。

何も無いアメリカの田舎町。深夜、車を飛ばしていたデヴィッドは、空から落ちていく隕石らしき物を見た瞬間、事故を起こしてしまう。翌日になっても帰って来ない父を一人娘のアニーが探し出すが、その日を境にデヴィッドは奇妙な行動を取り始める…。

落ちてきた隕石には、触れた者の心や体の欠けた部分を埋めるパワーが!? 主人公も亡くしたばかりの妻と“再会”して…という、この手の映画にありがちな、内省的というか癒やしというか、まあ何だかなあ…な展開。実際、序盤からお話よりもイメージショットみたいな絵が多く、BGMもソレっぽい感じなので、見ながらうーん…な気分に。

ただそうこうしていると、主人公に連れられて“隕石”を拾いに行った、戦場で片足を失った帰還兵の男に“脚”が再生!?なシーンが。生えてきた“脚”というのがいきなりドーン!ってのじゃなく、チョロチョロっとちょいグロな触手状のが生えてくるのをちゃんと絵で見せてくれるから、不謹慎ながらオッ!という気分にw。

で、そんなパワーを持った隕石故に、それを追う謎のエージェントたちも。一方の主人公も、“何か”に突き動かされるように、隕石を守る器を黙々と作り始める…という中盤以降はスリリングな展開です。

と言いつつ、やはり全体的なトーンは最後まで辛気クサいままだし、隕石云々以前の設定にリアリティが欠けてるのが気になったりはします。

ただ、興味深い部分も多い作品でした。映像も低予算の割りには決まってましたし。主人公の狂気すれすれの部分等にもっと焦点をあててくれた方が個人的には嬉しかったなあ。