ながら見日記・外伝

こっちはエログロ抜きで。

ゲームメイカー 消えたジグソーパズルと巨大迷路の秘密

コレのサンプルを見てました。

原題も'The Games Maker'。アルゼンチンの作家、パブロ・デ・サンティスの児童小説"El inventor de juegos"を映画化したファミリーアドベンチャーです。主演は「GOTHAM」で幼き日のブルース・ウェインを演じてるダヴィード・マズーズ君。「THE FLASH」のトム・キャヴァナー、「カールじいさんの空飛ぶ家」でのカールじいさんの声でもおなじみのエドワード・アズナーに、「MAMA」のメーガン・シャルパンティエちゃん、更にはジョセフ・ファインズまで登場という充実キャストです。監督・脚色のフアン・パブロ・ブスカリーニは「MAXヒート」のプロデューサーですが、これまでは長編アニメの監督をしてきたみたい。

十歳になった頃からボードゲームの創作にのめり込みだした少年アイヴァン。とあるゲーム会社のコンテストにせっせと新作を送り続け、遂には優勝したものの、社長のモロディアンから送られてきた賞品はタトゥーシール一枚だけ。しかも、そのシールを腕に貼ると剥がれなくなり、元々ゲーム嫌いだったパパは大激怒して…。

この後は、主人公のおじいちゃんが世界一のゲームメイカーだと判明する一方、両親は熱気球に乗ったまま行方不明に。主人公は沼地に校舎が沈みかけている不気味な学校に送り込まれるが、学校と問題のゲーム会社が繋がっている事がわかり…という盛りだくさんな展開。

更に学校には、幽霊が出ると噂される地下図書室があったり、壁の中に住む少女がいたり。こんな、それだけで一本映画が出来そうなネタが大量にありながら、この辺まででまだ30分程度しか掛かっていないという、ホントにボードゲームでポンポンとマス目を進んでいくようなスピーディさ*1

その後も、両親の行方が偶然?手に入れたパルプコミックで判明したり、カールじいさんの中の人が熱気球で行方不明になった息子夫婦を心配したりといったオモシロ要素が次々に。

これだけ役者が揃っていて、特にキーファー・サザーランドの「TOUCH」や「GOTHAM」に続く天才少年役がダヴィード君にドンピシャだし、美術や小道具、撮影の構図*2なんかも頑張っていて、雰囲気もかなり良い。

強いて難を言えば、前半戦の盛り上がりを考えると、クライマックスが弱く感じちゃうかな。まあ、上手くまとめられてはいましたが。

こんな感じで中々の良作でした。

世界名探偵倶楽部 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

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GOTHAM/ゴッサム 〈ファースト・シーズン〉 コンプリート・ボックス [Blu-ray]

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Mama (字幕版)

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まなざしの長さをはかって [DVD]

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私を撮って [DVD]

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主人公のママ役は、上記二作品に出演してるイタリア人女優のヴァレンティーナ・ロドヴィーニでした。
MAXヒート [DVD]

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*1:オープニングは“世界最高のボードゲーム、それはアイヴァン・ドラゴの生涯…”という出だしだったり。

*2:撮影監督はロマン・オーシンでした。