ながら見日記・外伝

こっちはエログロ抜きで。

ビームマシンで連れ戻せ テレポーテーション大作戦

ビームマシンで連れ戻せ テレポーテーション大作戦 [DVD]

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コレのサンプルを見てました。

原題は'Sputnik'。ドイツ製のファミリーアドベンチャーです。主演は、本作の後でTVムービー版「雪の女王」に主演したフローラ・リ・ティーマンちゃん。「リリーと空飛ぶドラゴン」のイボンヌ・カッターフェルドや「ヒトラーの贋札」「スカイ・クラッシュ」のデーヴィト・シュトリーゾフも出演してます。監督はコレが初長編映画の人。

1989年11月。ベルリン近郊の田舎町に暮らすフレデリケは、大好きなマイクおじさんの助けも借りて、宇宙ステーション・ミールと交信する為に、自作の衛星を気球で打ち上げてしまうような好奇心旺盛な女の子。だが、そのマイクおじさんが西側へと渡ってしまい…。

この後は、マイクおじさんを帰国させるべく、西側からの電波を受信して見ていたSFドラマを参考に、電話線を使った転送装置“ビームマシン”を作ろうと決意したフレデリケは、クラスメイトたちと材料集めに奔走するが…という展開です。

基本的には、「雪の女王」の時にも書いたように、非常に可愛らしいフローラちゃんとその子分みたいな男子たちが奮闘する姿を描いた、ちょいSF風味のファミリームービーでした。

その一方で、日付を見てピンと来る方もおいででしょう。そう、本作はあのベルリンの壁崩壊の数日前から始まるストーリー。冷戦末期の東ドイツで苦悩、苦闘する大人たちや、最後の悪あがきをする役人たちの姿を、シリアスになり過ぎない程度に、かつ、しっかりと話のベースとして見せていく作品でした。

もう、この時点で中々に興味深い作品。更に、ヒロインが転送装置を思いつく発端になる、本作オリジナルのTVドラマ'Raumschiff Interspace'(当然元ネタは「宇宙大作戦*1)の映像も、パロディになり過ぎない程度のイイ按配の作り込み方でした。

チャカポコしたBGMもセンス良いし、結構楽しく見られる小品ではないでしょうか。

Sputnik Soundtrack

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  • ヴァリアス・アーティスト
  • オリジナル スコア
  • ¥1800
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ヒトラーの贋札 [DVD]

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*1:独題は'Raumschiff Enterprise'。