ながら見日記・外伝

こっちはエログロ抜きで。

ウォーリアー

ウォーリアー [DVD]

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コレのサンプルを見てました。

原題も'Warrior'。町山智浩さんが『たまむすび』で紹介していた、「プライド&グローリー」のギャヴィン・オコナー監督・脚本によるスポーツドラマです。主演は、今をときめくトム・ハーディと、ジョエル・エドガートン。共演は、本作でアカデミー助演男優賞にノミネートされたニック・ノルティに、ジェニファー・モリソン、フランク・グリロケヴィン・ダンといった面々。

海兵隊を除隊し、戦場から帰国したトミーが、長い間音信不通だった父親パディの下に帰ってくる。トミーが幼い頃、飲んだくれのパディからの暴力に耐えかねて、亡き母親と共に逃げ出していたのだった。一方、実家に残ったものの、今は父と距離を置いて家庭を持ち、高校で物理を教えるようになった長男のブレンダンは、ローンの支払いに追われる日々で…。

小さい頃から、父にレスリングの手ほどきを受けていた兄弟。トミーは近所の総合格闘技のジムに殴り込み、現役チャンピオンをスパーリングでKOしてしまう。そして、かつてはUFC戦士だったブレンダンは金目当てで地元の格闘技大会に参加したものの、それがバレて停職。そんな二人が、互いに知らぬまま、全米最大の格闘技大会“スパルタ”に挑戦する事に…という流れです。

監督の前作「プライド&グローリー」は、犯罪映画として個人的にそこまで買ってないんですが、コレは良かったです!

まず前半戦、エピソードの積み重ね方が非常に上手いのと、ニック・ノルティが仏頂面で睨みを利かしているからか、ナイーブになり過ぎず、かといってクール過ぎでもなくとイイ按配。

そして、大会が始まってからは、それまでに振っていたネタがものスゴいテンポで次々に回収。更に格闘技シーンは、スピーディかつ迫力あり(撮影監督のマサノブ・タカヤナギのハリウッドデビュー作)。何より、試合に出てるハーディとエドガートンの鍛え上げられた肉体が放つリアリティ! そして、試合展開や勝ち上がり方が、兄弟それぞれの個性を表しているのも素晴らしいです(ダメなスポーツ映画はここが上手く作れてない事が多い)。

全編に渡って非常に濃密で、女っ気がエドガートンの嫁役のジェニファー・モリソンくらいしか無いのに途中まで気づかないほど(w。

兄弟が戦う背景が、それぞれにこれぞアメリカというモノなのも良いんですが、逆に言うとソレが出来過ぎてるとも感じられるかも。でも、劇場未公開なのが本当に勿体無いと久々に思えた、見どころたっぷりの傑作だと思います。

ウォーリアー [Blu-ray]

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www.tagame.org
※参考にさせていただきました。

最後に、何気に見どころのある作品が多い総合格闘技映画あれこれを挙げておきます。
mash1966.hatenadiary.com
※「蛇男」のクロヴィス・コルニアックが主演したフランス製。
mash1966.hatenadiary.com
デヴィッド・マメット監督・脚本作。
mash1966.hatenadiary.com
アンバー・ハードも出演している青春映画系。
mash1966.hatenadiary.com
※こちらは生物教師がオクタゴンに上がるコメディ映画。

あと、コレも。