私にだってなれる!夢のナレーター単願希望


※予告編

コレのサンプルを見てました。

原題は'In a World...'。2013年のサンダンス映画祭で脚本賞を受賞した、予告編やCMのナレーターを題材にしたコメディドラマです。監督・脚本・主演は、「ベガスの恋に勝つルール」や「抱きたいカンケイ」等に脇役で出演していたレイク・ベルという女優さん。共演はフラッド・フレメイド、ケン・マリーノ、ロブ・コードリー。ジーナ・デイヴィスエヴァ・ロンゴリアも出演してます。

名ナレーターだった父親から、幼い頃から英才教育を受けて育ち、自身もナレーションの仕事をするようになったキャロル。しかし、女性では中々稼げず、今は方言指導の仕事で何とか暮らす日々。そんな彼女にある大作シリーズの予告編の仕事が…。

その大作シリーズの予告編の売りとは、今は亡き名ナレーター、ドン・ラフォンティーヌの決め台詞で、彼の死後は封印されてきた、原題にもなっている“In a World”の復活! これを聞きつけて、それまでにヒロインと色々あった業界の大物や引退していた父親までオーディションに参加する、という展開です。

ドン・ラフォンティーヌに関しては、名前は知らなくても、映画好きなら数々のハリウッド映画のDVDソフトに収録されてる米本国版の予告編で間違いなく聞き覚えがあるはず。

wikipedia:ドン・ラフォンティーヌ
Top 10 Don Lafontaine Trailers - Everything Action

そんな映画好きにはたまらない大ネタを軸に、予告編のナレーションというハリウッドの華やかさとは無縁の裏方の狭い業界で繰り広げられる恋愛模様、父娘関係、姉妹関係、夫婦関係。更に男社会に挑戦する女性の姿といった、様々な要素が絡み合って進んでいくお話。

これだけ色んな要素がある分、特に序盤は雑多過ぎて見づらくなってる印象も。でも、落としどころは上手く出来てるし、一見の価値はある作品かと思います。

この曲が印象的に使われてました。